おしらせ

「自律分散型信号システム研究開発」研究参加者の募集

東京大学 生産技術研究所
教授 大口 敬

自律分散型信号システム

東京大学大口研究室では、一般財団法人 トヨタ・モビリティ基金の支援を受けて「自律分散型信号システム研究開発」と呼ぶ次世代の信号システムの開発に取り組んでいます。

現在普及している信号機の一部には、交通の流れをよりスムーズにするために、通行量などに応じて信号が青になる時間などを調整する信号制御の仕組みが導入されています。 しかし現在の仕組みは、設置や維持にコストが掛かるだけでなく性能の点でもまだ改善の余地があると考えられます。

本研究では、最新のセンシングや通信技術を用いた新しい発想に基づく信号機を開発し、信号機の設置や維持コストの削減や、よりスムーズな交通の実現を目指しています。

研究の全体像

本研究では、2018年11月から2021年3月までに、自律分散型信号システムの要素技術である「制御ロジックと制御機器」「無線通信方式と機器」「交差点制御用センサ」「独立電源装置」それぞれの開発に取り組み、その後半年で全体システムの評価に取組みます。

千葉実験所(東京大学柏キャンパス)にある実験用の十字交差点で、試作機の評価実験を行う予定です。

研究参加者の応募

要素技術それぞれに対して研究参加者を募集し、東京大学大口研究室と協力して研究開発を行って頂きます。

初回は、2019年7月31日〆切「制御ロジックと制御機器」に関する研究参加者を募集します。

東京大学千葉実験所の充実した設備を活用しながら、今後の社会インフラとなりうる基盤技術開発に参画できます。

公募の対象者

この公募は、信号や交通に関わる研究機関や企業などに所属している方を対象としています。

詳細な要件は、 公募要領 をご覧ください。

お問い合わせ

本研究に関するお問い合わせは、以下のメールアドレスまでお願いいたします。

  • 電子メール:traffsig(at)iis.u-tokyo.ac.jp
  • 宛先:東京大学大口研究室「制御ロジックと制御機器」募集担当

公募要項のダウンロード

本公募の詳細については、 公募要領 をご覧ください。